「六十の手習い」がもたらす豊かさ

2025.08.23

私の母は50代の頃に
金継ぎを習っていました。

「金継ぎをする先生の手が
繊細な感じでね、
とても素敵なのよ」

と、
うっとりしながら話していた母のことが
思い出されます。

母と同じ世代か、
あるいはちょっと年上の男性の先生。
珍しく母がそんなことを言うものですから、
とても興味を持ったのを覚えています。

その為、私にとって、
金継ぎというと、
母と、
そしてお会いしたことのない先生の手
が連想されるのです。