名前の意味を「自分で」つける

先日、瞑想の体験会に行ったのですが、
その時に、瞑想の先生が
苗字だけを変えて、
改名された経緯をお話してくださいました。

先生は今まで、苗字で呼ばれても、
自分はその名前なのかな？というような、
しっくりこない感覚があったそう。
でも、下の名前は、
ちゃんとこれが自分の名前だ、
とはっきり感じることができて、
自分の中で、こういう理由で
この名前がまさに自分だ、という感覚がある、
と詳しく説明しながらお話してくださいました。

そのお話を聞いて、
私は目から鱗だったのですよね。

私は、自分の名前の意味を
本当の意味で考えたことがなかったな、と。

名前を付けた時の親の願いや
その時の思いや意図を
聞いたことはあったけれども、
【自分で】自分の名前の意味を
確認したことがなかった、
ということに氣づいたのです。

名前は、「自分の魂の決意表明」
みたいなものかもしれません。
名前のことを深く考えてみると、
私自身、思いもよらぬ意味合いと
生まれる前の魂からの決意が浮かんできました。

これは、辞書などを引いて、
漢字の一般的な意味だけを
考えるのではありません。
漢字を分解したり、
絵や映像に落とし込んだり、
発する音を感じたり、
直感から導いたりした、
辞書には載っていない、
正真正銘の、【自分の】解釈です。