症状を良くするためには「結果を見る」

2022.01.29

寒くて乾燥した日が続いておりますし、
体調を崩されている方も
増えているようですね。
今週は娘の小学校も
念のため、ということで、
全学年学級閉鎖となりました。

さて、体調を崩した時の症状、
例えば、熱とか喉の痛みとか、
咳とかですね、
それらの症状が出てくると、
原因は何だったのだろう?
と考えてしまう人も多いかと思います。

「休みなく仕事をしすぎたかな」
「隣の席の子が咳がうつったのかな」
「満員電車に乗っていたからかな」
「薄着して寝たのがいけなかったかな」

なんて、過去のあらゆる場面を
まるでスキャンでもするように、
ザーッと振り返ってみる人も
多いかもしれません。

でもこれは残念ながら
意味のない行為であって、
そして、実際は【真逆】なのですよね。

「原因があったから症状が出た」
のではないのです。
では、なんで症状が出たかというと、
それは、
【結果を見ればわかる】
のです。

そういえば、昨日ラジオを聞いていたら、
ラジオのパーソナリティの方が
2週間ぶりに復帰されたところでした。
どうやら、今流行りの菌にかかり、
2週間お休みしていたのだそう。
冒頭の挨拶で、

「いろいろ振り返ってみても、
全く感染経路がわからなくて・・・。
私の行動のどこがいけなかったんだろう、
と考えても、思い当たることがなくて、
それで不安な氣持ちにもなりました。」

とおっしゃっていましたが、
これも原因を見ていますね。

どの感染経路だったんだろう?
どの行動がいけなかったんだろう?
という原因を探していますが、
そこではないのですよね。

大事なので繰り返しますが、
そこではないのです!

【結果】を見るのです。

症状が出たら、
原因ではなくて結果を見る。
これが、
【症状を改善する重要なカギ】
となります。