子どもを叱って、後悔してしまう人へ

2023.02.28

保護者会がありまして、
先生方の大変さを改めて
身に沁みて感じて帰ってきた昨日。

本当に先生って大変ですよね!
親だって、子どもを相手するのに
かなり大変ですのに、
いろんな個性の子を
何十人も相手にするのですからね。

そして、
この世の中が混沌とした3年間の間に
小学校にあがった子どもたちは、
やはり通常より社会性に問題があったり、
精神面での成長に遅れがあったり、
とにかく今の低学年の先生方は
本当に大変だと思います。
ただただ、
「お疲れ様です。ありがたいです」
の言葉しかありません。

ところで、保護者会で先生が
「(この大変な笑)子ども達
の担任になれたことは、
むしろありがたいことだよね、
と話しているんです。
何より自分たちが成長させられているので」
とお話してくれました。

そして、
「そうは言っても、
どうしても叱ってしまう。
もうちょっと待てなかったのか、
と思って、
自分はまだまだダメだなぁ、
と反省の毎日です」
とちょっと痩せた面持ちで、
話してくださいました。

若くて教育熱心な先生なのですが、
何度も
「叱ってしまって、自分はダメだ」
というような話をしていたので、
それがとても氣になりました。
(いやいやいや、
あんなヤンチャな子どもたちを
何十人も指導していれば、
そりゃ、叱りたくもなりますし、
叱って当然です。
それはここでは置いておいて)

これは、先生だけではなく、
子育てをしている親にも
当てはまることかと思います。

「もっと待ってあげられたのに」
「ついつい叱ってしまう!」
「あんなことで怒らなくてよかったのに」
「強く言い過ぎたかも」
「あんなにイライラすることなかったのに」

子どもの寝顔を見ながら、
涙を浮かべて反省・・・なんていうことは、
母親アルアルなのではないでしょうか。

そして、
子どもを叱って後悔してしまう人は
ぜひ知っておいていただきたい、
と思うことがあります。

叱る、叱らない、
叱っていい、叱ってはダメ
とか、そういうこと以前に、
自分の人生観に関する、
ある「ズレ」が原因で
悩んでいるのかもしれません。

そして、この「ズレ」を直すことで、
子育てが抜群に楽になったり、
子どももママも幸せになったりします。