のび太の自分は素晴らしい!

2022.05.29

子どもの日記って面白いですよね。
そのまま感じたことを正直に
誰かに見られるとも、見られないとも、
そういうことも氣にせず書いているので、
珍日記も生まれたりしますね。

私は、文章を書くのが昔から好きで、
今も、文章を書く仕事もしているので、
(あ、これのことです笑
あとショップのメルマガなどです)
娘の日記を読んでいると、
氣になるところもいっぱい出て来ます。

例えば、
日記の途中で急にクイズが始まったり笑、
全部句点で繋がった長い一文が、
ノート1ページ分くらい繋がっていたり、
と思ったら、いきなり、
「~ですもの。」
という、お姉さん口調になったり、
突然何の脈絡もなく、
自作の川柳が出てきたり笑。

そして、もしそれを私が、
こうした方がいいよ、
この文章は長いよ、
この言い方は変えた方がいいよ、
などと直していったとしたら、
どうなるかというと、
当然、つまらない日記になってしまう
のですよね。

突然クイズが始まるのは、
書きながらピンと思いついたことを
自分も読む人も楽しめると思って
書いているのですし、

「。」が中々出てこない長い文章は、
書きたい氣持ち、感動した氣持ちが
溢れ出てきて止まらない状態を
そのまま表しているのですよね。

それが
子どもの生きた言葉の表現
であって、
それを私が直すと、それはもう、
子どもの言葉ではなくなって、
全然違うものになってしまうのですよね。

こういう風に書いていると、
私も、ああそうだ、そうだなぁ、
とわかるのですけれども、
実際に、

子どもの生きた言葉を
大人の言葉で直そうとする、

ということと同じようなことを
してしまったりします。

そしてその多くは、
自分に対してだったり、
旦那さんに対して、です。